【セミナーレポート /初めての売却】小田急不動産×IESHIL
2018年7月21日に、【小田急不動産×IESHIL】の特別セミナーが開催されました。セミナーは、小田急・京王沿線での売却を検討されている売り主さん向けの内容です。会場は2か所で、小田急線の経堂駅と新百合ヶ丘駅を出てすぐのところにある、「小田急 住まいのプラザ」。このコラムでは、当日の様子をハイライトでレポートします!
セミナー会場【小田急 住まいのプラザ】とは?
まずは、会場をご紹介します。左が”世田谷 小田急 住まいのプラザ”、右が”新ゆり 小田急 住まいのプラザ”です。
当日は、セミナー終了後に、講師と直接話せる時間がありました。そこでは、名刺交換をして話し込む人や、気になることを直接、講師役や小田急不動産へ尋ねている方もいました。中立的な立場のアドバイザーを有効活用しようという、参加者の前向きな姿が印象的でした。
両会場のセミナーに共通していたのは、参加者からの質問が多いセミナーだった、という点です。なぜ、質問が多かったのかというと、秘密は講師役の立場にあります!
セミナーの講師役は、IESHILのアドバイザー
小田急不動産のセミナーで講師役を務めたのは、IESHILのアドバイザーである川名正吾さんです。
川名さんは不動産業界の専門家でありながら、不動産会社の人間ではない中立的な立場にいます。そのため、不動産会社が主催するセミナーでありながら、不動産業界や不動産売買の裏側を明かすことが出来るのです。これは、IESHILならではの、公正性、信ぴょう性へとつながっています。
次は、気になるセミナーの中身をご紹介します。この日は、初心者向けの不動産売却セミナーでした。当日の内容から、今回は、「不動産売買の仕組みを知る」をご紹介します。
不動産売買の仕組みを知る
不動産仲介の一般的な仕組みは上の図の通りです。売り主さんが依頼をする、というタイミングが最初になります。そのあと、仲介会社さんが査定をして、預かったあとに、ネット、チラシ、セミナー等で宣伝をします。
不動産売買で非常に重要なことは、「預ける先の不動産会社にとって得意な物件を預けること」です。自分が所有する物件タイプによって、掲載すべきポータブルサイトは異なるのです。実需用の不動産物件を、投資用物件の売買が得意な不動産会社に預けてしまうと、なかなか売却(購入)にいたりません。
不動産会社の選び方のポイントがわかったら、次は、もう1つのリスクである「一括査定サイトの仕組み」を理解しておきましょう!
一括査定サイトの仕組みとは?
一括査定とは、「1つのサイト内で、数社の不動産会社が売却価格を査定してくれるサイト」のことを指します。
このサイトの利用は、売り主さんからすると、「複数の不動産会社を比較して、高い見積もりをしてくれる不動産会社を選べる点」がメリットに映ります。
しかしサイトでは、売り手の高い価格で売りたいという心理を利用し、競合他社に競り勝つために、適正価格よりも高い査定金額を提示する不動産会社が存在します。
実際、最初の段階から、「実際に売れそうな価格」を誠実に提示する不動産会社は多くありません。
高い価格で売り出す場合は、売り主にとってリスキーになりえますので、次はその点をご説明します!
高すぎる価格で売り出すと、機会損失につながりやすい
あまりにも高額な売り出し価格がサイトに掲載されていても、買い主さんは「この価格は相場に比べて高い」ことを見抜いて、買ってもらえない可能性が高いです。この状態では買い手が限られてしまい、売るチャンスを売り主さんの物件は逃していることになります。
特に、早く売りたいという事情がある人は、よく覚えておいてください。高い価格で査定してくれる不動産会社がいいとは、一概に言えません。
本当にいい不動産会社とは?
売れる価格のド真ん中を知っていて、チャレンジできる価格のレンジを理解している不動産会社が、本当にいい不動産会社と言えます。
「できるだけ多くの優良な買い主さんに、自分の物件を「買いたい選択肢の1つ」に入れてもらう」という機会を逃さないことが、早く安全に売るためには大切です!
まとめ
セミナー内容のすべてを記事では紹介できませんが、参加者全体のアンケート結果では「参考になった」が75%でした。
不安な部分は、中立的な立場である IESHILアドバイザーに、具体的な沿線の物件情報は、小田急不動産に聞くことができるセミナーとして、参加者の皆さんは有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか?
小田急住まいのプラザでは、今後も不動産会社やリフォーム会社としての強みを生かし、さまざまなテーマで開催していく予定です。ご興味がおありのセミナーが開催されているなら、ぜひ、一度参加してみてください!
■小田急住まいのプラザ イベントページ
URL:https://www.odakyu-fudosan.co.jp/support/event/