築9年の一戸建て。こだわりの注文住宅でしたが、家電製品からの出火により、そのままでは住めない状況になってしまいました。ネガティブな出来事から一転、理想のマイフォームを実現させたリフォーム例をご紹介。
こだわり抜いた配色や常識にとらわれないデザインを参考にしてみてくださいね。
「白」にこだわった配色
日本の住宅に多くみられるのは白系統の配色です。クリーム色に寄せた白色の壁紙が多いですが、緻密な打ち合わせを重ね、あえて下地の色を隠しにくい「純白」で統一しました。
存在感のある吹き抜けのスチール階段と手すりは一度解体しています。そして、現場から加工場に移動させ、丹念に塗装を施すことで妥協のない美しい「白」を実現しました。
2階の居室も、白い壁と光沢のある白い扉が特徴的です。通常、クローゼットについては木目調の茶色い扉とすることが多いですが、ここも「白」の配色を一貫させることですっきりとした印象の空間にまとまっています。
1階の扉とも統一感があり、家全体で「白」にこだわり抜いたデザインとなっています。
シャープな「角」で引き締まった印象に
もう一つのこだわりは「角」です。あらゆる「角」をできる限りシャープに整えています。通常丸みを持たせるキッチンカウンターも角を取ることなくシャープに仕上げました。「白」が基調のカラーですが、「角」をシャープにすることで、明るい雰囲気の中でも引きしまった印象を持たせることができました。
一般的に、シャープな「角」は特にお子様のいる家庭では避けられがちな要素となります。しかし、あえてその細部にこだわることで新しい印象の住空間を作り出しています。
細部にも常識にとらわれないこだわりの家づくり
休日は人目を気にせずゆっくり外で読書がしたいというご要望にこたえ、こちらのルーフバルコニーは全体に目隠しを施しています。
他にも居室のスパンを広く取るために耐震補強の実施など、打ち合わせを進める中で出てきた希望も汲むことで、理想の住まいとなりました。
全体にこだわり抜いた理想のお家
ネガティブなきっかけではありましたが、理想のライフスタイルに近づける事ができました。常識や通例にとらわれずこだわりを追求することで、リフォームの醍醐味を感じられるお住まいとなっています。
誰もが思い描くオリジナリティのある理想のマイフォームを実現してみませんか?
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